三限目・P・L・C! P・L・C!(Part2)

('A`)『というわけで続きです。ドクオ(青)くん、ちゃんと昨日の復習はしてきたかな?』

('A`)『復讐か…憎しみは何も生み出さない。暴力と殺戮の連鎖が繰り返されるだけだ。相手を許す大きな心が今の人類にとってもっとも大事なことではなかろうか…』

('A`)『えーと、何か悪いものを食べたのかな?』

('A`)『冷凍庫に誰か入れてたハーゲンダッツ勝手にいただいたぞ。まじうめー』

('A`)『!!』

('A`)『あ、お前のか。悪いな。』

('A`)『まじでおまえしねよこのくそが!ああん?全身の穴という穴全部にデスソース流し込むぞおらぁ!』

('A`)『おいおい、さっき相手を許す大きな心がどうとかいってただろ。』

('A`)『それとこれとは話がちがうわ!おおう?死ぬけ?死ぬけ?』

('A`)『(ギラリ)』

('A`)『うわすいません一時の気のまよいですほんと悪気はなかったんですまじで勘弁してください』

('A`)『弱っ!』

('A`)『あのーフリートークだけで終わると困るんですが。』

('A`)『今のはどうみても前回のあらすじだろ…常識的に考えて…』

('A`)『ですよねー』

('A`)『はぁ、赤=進行 青=ボケ 緑=突っ込み の黄金のトライアングルアタックが第三回で崩壊しましたね。』

('A`)『トライアングルアタックといえば三姉妹ですがボクはパオラが好きですー』

('A`)『成長率的には微妙だがな。』

('A`)『愛です!頑張って育てればすごくなんとかなりますよー』

('A`)『となるとサジマジバーツにAナイト全員を頑張って育てるのが趣味のドクオ(赤)はガチホモでFAだな』

('A`)『絶望した!斧の大威力とAナイトの重装甲が好きなだけでガチホモ呼ばわりする君たちに絶望した!』

('A`)『どうしましょう、ドクオ(緑)さん、ドクオ(赤)師匠までもがFEトークに乱入してこられると…』

('A`)『仕方ないな、さすがにこれは俺らが悪い。仕切り直すか。』

('A`)『どうやって?』

('A`)『こんなこともあろうかと手は打っておいた。』









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     >  なかったことにしていってね!!!   <
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  i、    _,,.. -‐――‐--..., _ l、___>/! 
  l ヽ、 ,.'"            ヽ、_,.ヘ)⌒i
  ゙、 `'ヽ      ri⌒ヽ     ヽノヽ_「
   ,'  / / ‐/- i:::::::::::i   `ヽ!.   
    i   i  !/ア!-;!、ハ:::::::ハ-!、.i . i.   
   |  ハ .! (ヒ_]'  レ'ヒ_ン;!、i i |   
   |  i レ' ' !""  ,___, ""/レ'ヽ!  
   |  ! .|ハ、   ヽ _ン  /:::| .|  
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   .| ./ !,..-|::::|'´/ヽ二ン`7ー、|:::|. |









('A`)『すげぇ…ドクオ(赤)師匠を東方厨といいながら恥ずかしげもなく東方キャラを投入するおとこのひとって…』

('A`)『うるせー』


('A`)『ファイアーエムブレムがでーたぞー♪(ファイアーエムブレムがでーたぞー♪)こいつは手ごわいシュミレーション♪(こいつは手ごわいシュミレーション♪)ダロスいない!(ダロスいない!)リフもいない!(リフもいない!)アベルは元々出っ歯だよ♪(アベルは元々出っ歯だよ♪)』

('A`)『歌でご機嫌かつノリノリなところで今日の講義をはじめますよ。』

('A`)『まだ少しFE成分が残ってましたねー』

('A`)『まあいい。それより歌がごっちゃになってるのが気になるな。』

('A`)『今時シュミレーションって、ぷぷっ』

('A`)『前置きはそれくらいにしてはじめましょう。』

('A`)『はーい』

('A`)『前回はグループというのはユニットを配置する単位だということを教えましたね。次はその下の"static"です。』

('A`)『何て読むのー?』

('A`)『知りません。』

('A`)『ひでぇなおい。ほれ、ここで聴いて来い』

('A`)『ここはユニットの敵味方の属性を決める所です。』

('A`)『なるほどー、属性といえばボクはきょぬーのおねーさん属性のひとに性的にいじめられたいですー』

('A`)『誰もお前の特殊な性癖なんて聞いてねーよ!』

('A`)『ドMのドクオ(青)をいじめてくれるおねいさんはちゃんと用意してあげるから今日の講義をちゃんと終わらせましょう。』

('A`)『MAJIDE?ちゃんと講義うけるー』

('A`)『ほんまお前は猫にペティグリーチャム状態やな。』

('A`)『恥ずかしい(ネタのすべり具合的に)台詞禁止!』

('A`)『薔薇の女王乙。』

('A`)『女王様の鞭のような物理的なのじゃなくてもっとこうグッとくる精神的な責めで…』

('A`)『もうやだこの講座』

('A`)『ではstaticの解説です。まずは一番上の"NOP"は黄色ターゲット、つまり撃破しなくてもクリアできる敵です。そして"Target"が赤ターゲット。クリアするために撃破しなければならない敵です。といってもあまり厳密なものではありません。』

('A`)『どういうことですかー?』

('A`)『上の内容はスクリプトで設定するのでここではほぼ単なる色違いなだけという事です。』

('A`)『むむむ、よくわからないですねー。』

('A`)『ぶっちゃけて言うと、「君は赤ターゲット全滅をクリア条件にしてもいいし、しなくてもいい。」という事です。』

('A`)『へー』

('A`)『"Object"は敵でも味方でもないユニットで、レーダーにも映りません。ただし攻撃を当てても破壊できません。"Friend"はレーダーで青く表示される味方です。"Guard"も味方です。Friendとの違いはレーダー上の色だけであとは変わりません。最後の"NoCount"は2ndのエディタとの互換性維持のためにあるらしいのでこの講座を受けている人には必要ないかな。』

('A`)『こんがらがってきた。』

('A`)『しょーがねぇな。ほれ、表にしてまとめてやったぞ。』

static属性撃破
NOP黄色
Target赤色
Object中立×表示無
Friend味方青色
Guard味方黄緑色

('A`)『NoCountは必要ないから省いたぞ。』

('A`)『七割三厘くらいわかってきた。』

('A`)『なんだよその微妙に細かい数字は。』

('A`)『まとめてくれてありがとう。いつもそんな風に協力的だと助かります。』

('A`)『お前がちゃんとこの講座をやっていればいくらでも、な。』

('A`)『さて、次はLabelです。スクリプトを作るうえで最も重要な箇所です。簡単に言うとユニットの背番号みたいなものです。ユニットにスクリプトの命令を与える時にこの数字で指定します。』

('A`)『四機編隊を一斉に動かす時は同じ命令を四回ですか、面倒くさいですねー』

('A`)『その点は大丈夫。同じ番号を複数のユニットに割り振れます。そうする事で一回の命令で同じ番号のユニットに一斉に命令を与える事が出来ます。複雑なイベントを作る場合はあらかじめ計画的に割り振っておきましょう。今回は単純なミッションなので自機と僚機それぞれに一つずつ、それと補給車、R-17部隊、R-27部隊のそれぞれの部隊ごとに一つずつ割り振ります。』

ウォーホーク1: 1
ウォーホーク2: 2
ウォーホーク3: 3
ウォーホーク4: 4
味方補給車: 10
敵R-17部隊: 100
敵R-27部隊: 110

('A`)『これもグループ同様、番号のつけ方に俺ルールを作っておくとわかりやすいです。次は機体ですがこれは言わずもがなですね。注意するべきは地上空中の両"NULL_obj"です。これはイベントシーンでカメラ機に設定したり上に飛ばして対空砲を空撃ちさせたりできる便利ユニットです。扱い的には普通のユニット同様にグループで配置、ラベルで命令を指定できます。』

('A`)『なるほどー。で、初期状態っていうのは何?ユニットの種類ごとに下の枠内の内容がかわるんですけどー。』

('A`)『初期状態というのは文字のまんまの意味です。ユニットが配置された直後の状態です。ほぼ書いてある通りの内容なのですが、"102:増援"だけは別の使い方があります。それは戦闘エリアギリギリに配置したユニットは配置地点付近から動かないため、初期状態で増援指定をしてマップ中央へ移動させる事です。』

('A`)『で、初期状態によっては拡張データに数字を入力する必要があります。たとえば離陸だと配置されてから離陸するまでの秒数なんかを指定出来ます。LEVEL、高度はそのまんま航空ユニットの強さです。数字が大きいほど強いです。高度はユニットの配置される高度です。エディタの画面右側のバーが高度を表していて、その数字が配置ウィンドウを開いたときに入力されているので同一高度で多数配置する場合はうまく利用して下さい。』

('A`)『マニュアルとあんまり変わらん内容だったな。』

('A`)『実際に触るとわかりますが、直感的でわかりやすいので解説するところが少ないんですよ。こればっかりは触って慣れるのが良いです。』

('A`)『とりあえず補給車の配置終わりましたー。』

('A`)『じゃあ残りのユニットもそれっぽい場所に配置していって下さい。それが終われば今日の講義は終わりです。次からはスクリプトの作成に入りますよ。』

('A`)『あれ?タイトルにもあるPLCとかいうファイルは触らないのですかー?』

('A`)『お前のような馬鹿が触るとバグの温床になるから触れるなってけーねが言ってた。』

('A`)『けーね先生がボクの事を馬鹿だって!?……けしからん!もっと罵れ!』

('A`)『ただし上のAAのようなゆっくりだがな。』

('A`)『うそん』

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